The Vagabond Club, Singapore, a Tribute Portfolio Hotel宿泊記【シンガポール】

Marriotto系ホテル

The Vagabond Club, Singapore, a Tribute Portfolio Hotelに宿泊しました。受賞歴のあるフランス人デザイナー、ジャック・ガルシアがコンセプトを手がけたザ ヴァガボンド クラブは、1950年に建てられたアールデコ様式の歴史的建造物を利用したパリ風の宿泊施設。ジャック・ガルシア自身が個別にキュレーションした家具や装飾が施された各部屋は、2つとして同じものはなく、どこを切り取っても映えるホテルでした。

RYO
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約100年前の建物をリノベしたブティックホテルは、内装の一つ一つにこだわりを感じられ、いかにもガルチャ・グループのホテルという感じでした。インスタ映えを狙っている方には、是非泊まっていただきたいホテルです。

客室

今回の客室はアップグレードなしの最安ランクの「キング1台、ゲストルーム」でしたが、最上階(3階)で窓からはホテル正面のショップハウスが並ぶ通りが見渡せる客室でした。

スーツケースを広げられるスペースも十分にあり、古い建物をリノベーションしていますが、必要な空間は確保されているという印象でした。

ベッドは他のホテルと比較すると若干固めの印象ですが、枕やシーツは心地よく、ぐっすりと寝られました。

ベットサイドには両サイドにコンセントがありますが、片方は故障か通電していませんでした。左側には水2本とテレビリモコン、右側には電話とメモが置いてありました。

デスクの上には系列ホテル案内の冊子、周辺案内の地図、ホテル内工事の騒音案内の紙が置いてありました。デスク脇にはバゲージラック。

客室内のWi-Fi速度は39Mbpsで途切れることも無く、快適に利用できました。

クローゼットの中にはミニバーとバスローブ、ハンガー、アイロン台、スリッパ、聖書、セキュリティボックスがありました。

ミニバーは有料のアルコールやソフトドリンクに無料のネスプレッソ(コーヒー)とDilmahの紅茶とカモミールティーが置いてありました。冷蔵庫はデスク下の扉の中にありました。

トイレはウォシュレットなし。洗面台周りのアメニティはコンディショナー、ボディミルク(イタリアのETRO)、歯ブラシ、シャワーキャップ、石鹸があり、コップは1つのみでした。壁面にシェーバー用コンセント。棚の下にドライヤー。

シャワーブースはレインシャワーとハンドシャワーで、シャンプーとボディソープ(BALANCE NUTRIENT)が壁付のボトルで置いてありました。建付けが悪いのか、シャワーブースの扉はぴったりとは閉まりませんでした。

公式サイトに「ターンダウンサービス」とありますが、実際はありませんでした。また、アイロン台はありますがアイロンが見当たりませんでした。

朝食

昨晩のカクテルタイムで利用したラウンジにて朝食もいただきます。朝食はオーダー式になります。メイン2皿(サイドの選択ができるものはサイドも)と飲み物を選び、オーダーできます。

今回、パンケーキ、ペイストリー、スクランブルエッグとチキンソーセージ、同じくスクランブルエッグとハッシュブラウンをオーダーしました。

1皿は小さめなので、軽く食べられてしまうと思います。

今回オーダーした中では、スクランブルエッグに付いてきたチキンソーセージが美味しかったです。

メニューは以前宿泊したガルチャグループの他のホテルと同じでした(味も同じ)。

他にもアラカルトメニューもありました。

営業時間
 7:00~11:00

ロビー

昔ながらのショップハウスが並ぶエリアの中にホテルはあります。ホテル自体も約100年以上前に建てられた建物をリノベージョンしており、外観はシンガポールの昔ながらのビル。内装はフランスのデザイナーさんが選定したとあり、クラシカルなアールデコ様式の内装、インテリアが配置されています。ごちゃごちゃしそうな量のインテリアを統一感を持って配置しているところが、さすがといったところです。

ホテルに一歩足を踏み入れた瞬間から、周辺のリトルインディアエリアとはまた別世界を感じることが出来ます。

チェックインでは、パスポートとクレジットカードの提示の後に、マリオットボンボイのプラチナ会員特典の選択をし、館内案内を聞きました。チェックイン手続きも手際よく、案内も聞き取りやすい英語で話していただけました。

ホテルロビーにはソファーがいくつか置いてありますので、待ち合わせの際も座って待っていられます。

チェックイン時間よりも早く到着しましたが、すぐに客室に入ることが出来ました。

チェックイン:15:00~
チェックアウト:~12:00

エレベーター内は芸術的なムービーが流れており、客室へと続く廊下は暗く少し不気味さを感じました。

クラブラウンジ

多くの座席数があるにもかかわらず、利用者は少なく、ゆったりとできます。周囲には数多くのウィスキーが陳列されており、壁には多くの絵画がかけられており、大人の社交場といった雰囲気です。

どの席でも風を感じるほどエアコンが強く効いていますので、長居する場合は羽織るものがあった方が良いです。

カクテルタイムにはメニューの中からフード3皿、ドリンク3杯がいただけました。フードの一皿は少なめですので、少食の方なら夕食に置き換えられるかもしれませんが、私には物足りなかったのでこの後外に食べに出ました。

フードはどれもお酒のおつまみといった感じの味付けで美味しく、一気に平らげてしまいました。ステーキは硬めでした。

カクテルでマティーニを頼みましたが、エスプレッソの味が効いていて美味しかったです。

グレープフルーツジュースもいただきましたが、メニューの記載は生絞りジュースとなっていますが、ただの100%果汁ジュースの味でした。

Jazz & Whiskey Nightsが火曜~土曜日の20:30~開催されます。

営業時間
 朝食 7:00~11:00 
 カクテルタイム 16:00~19:00
 終日コーヒー、紅茶、ソフトドリンク 7:00~20:00

プール・ジム・スパ

残念ながらありませんでした。

プラチナ会員特典

ー ナイトリーアップグレードアワード 今回は申請せず。

○ ルームアップグレード はありませんでした。(公式サイトを見ると上位の部屋の空きは複数ありましたが案内されず。)

○ アーリーチェックイン、レイトチェックアウト 13時半ごろチェックインしましたが、すぐに入室できました。レイトチェックアウトも夕方16時チェックアウトを認めていただけました。

○ 会員特典 ポイントまたは2ドリンクの選択でした。

○ クラブラウンジは利用できました。

○ 朝食無料も付きました。

観光の拠点として

リトルインディア地区の端の方にあるため、観光地やMRTの駅には少し歩くような位置にあります。

お土産購入に便利なムスタファセンターが徒歩5分ほどの場所にあるため、便利です。(ムスタファセンターは24時間営業の巨大なショッピングセンターで、買い物袋もエコバック不要なので、お土産の爆買いに重宝します)

ホテルの裏のホーカーにはSungei Road Laksaというラクサの行列店があり、土曜日の閉店間際に伺いましたが、賑わっていました。1杯が小さめのどんぶりなので、おやつ感覚で試してみてはいかがでしょうか。

日本人観光客に人気のペーパーチキンがいただける「ヒルマンレストラン」も徒歩圏内です。

アクセス

住所:39 Syed Alwi Rd, シンガポール 207630

MRTの最寄り駅はDT線のジャランベサール駅またはEW線のラベンダー駅ですがどちらからも徒歩9分と少し距離があります。

チャンギ空港から向かう際はタクシーかGrabを利用することをおすすめします。(約30分)

ホテルエントランスには数段の階段があり、扉も自動ドアではありませんので、大きな荷物をお持ちの方はご注意ください。

まとめ

ガルチャ・グループの運営するホテルは3軒目の滞在でしたが、どこも個性的なホテルでインスタ映え間違いなしの内装・インテリアでした。ホテルステイとしては物足りませんが、シンガポール観光の拠点としては立地、設備ともに必要十分という感じで、リーズナブルにマリオット系ホテルに宿泊する、または宿泊実績の修行をするという観点では選択肢の一つとなると思います。

ホテルスタッフの方々からも気持ちの良い接客をしていただき、心地よい滞在となりました。

今回の宿泊は動画にしてYouTubeにも掲載していますので、参考にしていただけたらと思います。

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