シンガポール チャンギ空港のターミナル3内にあるクリスフライヤー・ゴールドラウンジを利用してきましたのでレポートします。こちらはシンガポール航空およびスターアライアンス運航便のプレミアムエコノミー利用者、エコノミークラスのクリスフライヤー・エリートゴールド会員または、スターアライアンス・ゴールド会員が利用できる空港ラウンジになります。

ラウンジ内は席数も多く、静かで綺麗でゆっくりゆったりと過ごせました。ホットミール、ドリンク類の種類も豊富、シャワー利用も可能で、ぜひ利用していただきたいラウンジです。
営業時間
24時間営業
長時間のトランジットの際も安心の営業時間です。
今回私は8時45分発の便利用で、5時30分ごろに入室した際にはほとんど利用者はいませんでしたが、1時間後にはフードカウンターから近いエリアの席はほぼ満席になっていました。
フードカウンターから遠い席(入り口付近や奥のエリア)は空席が残っていました。
場所
ターミナル3、3階
中央出国審査を通過して(ルイヴィトンがド正面に出迎えてくれます)、左手(A1~21搭乗口方面)に進むと右手にあるエスカレーターを上るとすぐ右手にあります。


利用可能者
ラウンジ利用可能者はシンガポール航空またはスターアライアンス運航便の
・プレミアムエコノミークラス利用者
・エコノミークラス利用のクリスフライヤー・エリートゴールド会員
・エコノミークラス利用のスターアライアンス・ゴールド会員
のいずれかに該当している必要があります。
私は予約時にスターアライアンスゴールド会員のステータスを獲得しているANAのマイレージ番号を入力していたため、搭乗券に”YOU ARE INVITED THE KRISFLYER GOLD LOUNGE”という印字がなされていました。
ビジネスクラス以上の方はシルバークリスラウンジという別のラウンジが用意されています。
サービス
食事
ビュッフェ形式で好きなだけいただけます。点心などの中華料理や、サラダ、サンドイッチ等の洋食も用意されていました。どれも美味しかったです。
ヌードルコーナーにはシンガポール名物のラクサがあり、ラクサのみスタッフさんに声かけると作っていただける方式でした。サンバルという辛味噌は自分で量を調整できますのでご安心ください。チャンギ空港のラウンジ毎に少しずつラクサの味が違うので食べ比べてみるのも楽しいかもしれません。

飲み物
ビール、ワイン、ジュース、コーヒーマシン、お茶各種(もちろんTWG)がありました。TWGは6種類ほど用意されていましたが、人気のためか時間を空けて見に行った際にはほとんど品切れになっていました。いただけるかどうかは補充タイミングの運もあるかもしれません。

トイレ
男女ともに複数個室があり、綺麗に清掃されていました。手洗いの横には、使い捨ての歯ブラシと紙コップも用意されており、歯ブラシにはキャップが付いていたため、複数回利用もできるようなエコな配慮がありました。

シャワー
シャワールーム利用の際はスタッフに声掛けして利用します。バスタオル、シャンプー、ボディーソープ、ドライヤーが用意されていました。
ベビーケアルーム
ベビーケアルームも利用できるようですが、ベビー連れではなかったので実物は確認できませんでした。おむつ交換台や授乳室があるそうです。
Wi-Fi
Wi-Fiはラウンジ専用のものがあり、パスワードを入力すると利用できます。パスワードは入り口受付のところに掲示されていました。速度は4.1Mbpsでした。動画を見るには心もとないですね。
実は、クリスフライヤーラウンジのWi-Fiがなかなか拾えず、以前利用したことがあるMarhaba LoungeのWi-fiが拾えたので、そちらを利用していました。Marhaba Loungeは同じくターミナル3にあるプライオリティパスで利用できる空港ラウンジです。
雰囲気
広く綺麗なラウンジです。利用者が増えてくると多少の話し声はしますが、プライオリティパスで入れる他のラウンジに比べると、落ち着いたいい雰囲気のラウンジでした。
空港の一般エリアと吹き抜けで壁がないので、空港内の館内放送が響き渡っていましたので、完全に静かに過ごすことは構造上難しいです。
スタッフによる空いた皿の回収は、頻繁に行われていました。

コンセント
フードカウンター付近の食事がしやすそうな席にはコンセントが配備されてはいませんでしたが、PC作業しやすそうな高めのテーブルには机下にコンセントが用意されていました。また、リラックスできそうなソファー席にもサイドテーブル脇にコンセントがありました。利用したい場合は、コンセントがある席を探して利用した方が良さそうです。
まとめ
チャンギ空港ターミナル3を利用するスターアライアンス運航便を利用する際にはぜひ利用したいラウンジです。ターミナル3にはプライオリティパスで入れるラウンジが3カ所ありますが、クリスフライヤーゴールドラウンジの方が落ち着いた雰囲気で、席数も多く設けられているため、ゆったりと搭乗までの時間を過ごせるかと思います。
ラウンジ専用Wi-Fiが弱いことだけが欠点ですが、空港全体にフリーWi-Fiが飛んでいますし、周辺のプライオリティパスで利用できるラウンジのWi-Fiも届いていたりしますので、問題ありません。