金沢の奥座敷と呼ばれる犀川温泉にある滝亭に宿泊してきました。金沢観光に来た人なら一度は目にしている、金沢中心地の横を流れている犀川の上流の方に位置します。
客室からは犀川と緑が見えて、都会の喧騒から離れたしっとりと落ち着いた大人時間を過ごすことが出来るお宿でした。
今回は専用ラウンジが付いた「離れ犀川」の客室に宿泊しています。

スタッフの皆様のホスピタリティあふれる対応に、大満足な休暇を過ごすことができました。
チェックイン
チェックイン開始時刻の15時ちょうどに駐車場に到着。
宿までは車のすれ違いが難しそうな田んぼと民家に囲まれた細い一本道を通るのですが、宿から私の車が見えた瞬間、案内のスタッフさんが駆け足で出てきてくださり、駐車スペースの案内をしてくださいました。
食い気味の案内への驚きとともに、歓迎ムードが嬉しかったです。
駐車後は荷物を持ってくださり、館内へ。
エントランス入ってすぐのロビーラウンジにて、チェックイン手続きを行います。

お抹茶とお菓子を頂きながら、宿帳を記載し、館内の説明をスタッフさんからしていただきながら、夕食と朝食の時間を決めます。
そのまま、お部屋までスタッフさんがスナックコーナーや売店の館内説明をしていただきながら、客室へと進みます。
チェックイン:15:00~
チェックアウト:~10:00

離れ犀川の入り口には、鮮やかな花嫁のれんが飾られており、これをくぐると、替えの浴衣、作務衣、新聞が置いてありました。
その先の自動扉を通ると、離れ犀川宿泊者のみのエリアとなります。

客室
今回は1階と2階にそれぞれ5室、計10室限定の「離れ犀川」という客室に宿泊しました。

犀川を臨みながら入ることが出来る天然温泉の露天風呂付の客室です。
客室に入ると、目の前に大きな壁一面の窓から犀川を見下ろすことが出来ます。川の景色が好きな私としては、いくら見ても見飽きない素敵な景色です。

入ってすぐにはマッサージチェア、2段下がってリビングスペース。

障子で仕切ることが出来る和室があり、ここには夕食中に布団を敷いてくださりました。
金庫、三面鏡、TV、空気清浄機がありました。
押し入れの中にはハンガー、消臭スプレーがありました。


浴室とトイレは別。同行者の入浴中も気兼ねなくトイレを利用できるのは嬉しいですね。
洗面所には男性用、女性用のスキンケア品、ドライヤーはReFaのものが用意されていました。
洗面所の奥はベランダに出る扉があり、ベランダに洗い場と露天風呂がありました。
洗い場にはシャンプー、コンディショナー、ボディソープがボトルで置いてありました。
露天風呂は湯加減もちょうど良く、川のせせらぎを聞きながら入るお風呂は格別で、滞在中何度も入って過ごしていました。

案内してくださったスタッフさんが、和室にある箪笥から浴衣帯など必要なものを用意してくださり、案内は終了となります。
客室内には冷水がポットに入って用意されていますが、宿泊中飲み切ってしまい追加で欲しくなった際にも、フロントに電話でお願いしたところ快く追加のポットを持ってきてくださりました。

客室内で利用できる無料Wi-Fiの速度は190Mbpsでした。インターネットでの調べものや動画視聴には全く問題ない速度が出ていました。

売店 shop金澤「すずめ」
宿のバイヤーさん厳選の品々が販売されています。
石川県に若干詳しい私としては、「これをセレクトするなんて分かってる!」と、バイヤーさんと握手したくなるようなチョイスでした。
定番のお菓子類に加え、石川・北陸の雑貨類、飲み物が販売されていて、ここで買えば間違いないといった品ぞろえでした。
後述する館内の図書館内で試飲できる美味しい「金澤柚子みつ」もこちらの売店にて購入できました。

ラウンジ
滝亭内にはラウンジが2カ所あり、宿泊者全員が利用可能なチェックイン手続きもしたロビーラウンジと、「離れ犀川」の宿泊者限定の専用ラウンジ「さくら」があります。
ロビーラウンジ「四季桜」
隣にある客室持ち帰り用のドリンク&スナックバーの飲み物とお菓子に加えて、19:00~23:30はワイン、冷酒、おつまみが用意されるので、夕食後のまったり時間に利用させていただきました。スタッフさんは常駐していませんが、たまにスタッフさんが来て、減ったおつまみ等を補充してくださっていました。
夜鳴きラーメンはインスタントのチキンラーメンが用意されていました。
利用した時は他の宿泊者も少なく、静かに過ごすことが出来ました。


「離れ犀川」の宿泊者限定の専用ラウンジ「さくら」
こちらのラウンジにはコーヒー、紅茶、日本茶、ジュースとスナックが用意されています。小さなブックスペースもあるので、本を読みながらや周囲の自然を眺めながらゆっくりと過ごすことが出来ました。
ラウンジ外には持ち出し禁止ですが、切子のグラスが用意されていたり、美術品が飾られていたりと、高級感あふれるラウンジでした。
ちょうど宿泊した時には夜間は賑やかなグループの方々が利用されていて、ちょっと利用しづらいタイミングもありましたが、これは、運ですね。


温泉
滝亭のお湯は無色透明、無臭の弱アルカリ泉で「つるつるの湯」とも呼ばれているそうです。
脱衣所も大浴場内も綺麗に清掃されており、気持ちよく利用できました。
大浴場の入り口前にバスタオルが用意されているので、客室から持ち出さなくても良いのは嬉しいポイント。
飲み物やアイスクリームの自動販売機もありました。
ReFaのシャワーヘッドやドライヤーが採用されており、イマドキという感じですね。
大浴場の露天風呂からは宿の名前の由来にもなった滝を見ることが出来ます。(後述する足湯スペースから見えるものと同じです)
湯加減も程よく、滝の水音に耳を傾けながら長時間浸かることが出来ました。
大浴場は9:30~11:00が清掃のため利用できませんが、それ以外の時間であれば深夜でも入ることが出来ます。

食事
食事は個室食でいただきました。入り口に名前の書かれたカードがあり、時間ちょうどに行ったところ、横の準備スペースでスタッフさんが準備されていました。
夕食も朝食も地元石川で採れた海の幸、山の幸をふんだんに使用したお食事で、どれも丁寧に調理されており美味しかったです。
夕食では能登牛のステーキ、朝食ではのどぐろの一夜干しなど、有名な食材は一通り抑えられている印象。


図書館
館内には3カ所図書館のような場所が設けられており、全員が利用できる画集、写真集、絵本などの大型書籍が中心のArt Bookギャラリー「こもれび」と漫画や小説が中心の書庫「兎夢」がありました。「離れ犀川」宿泊者だけが利用できるラウンジ内にも漫画、小説、写真集、テーブルゲームが置かれた「魚眠洞inラウンジさくら」がありました。

どちらの選書も興味深いものばかりで、私も宿泊中に本をお借りして、客室で読ませていただきました。
図書館内の雰囲気も秘密基地感があって心地よかったので、籠って読書するのも良かったかもしれません。
本来は宿泊者自身で返却しに行かなければいけないところを、チェックアウト前に本を持って館内を歩いていたら、通りかかったスタッフさんが「私の方で返却しておきましょうか」とお声かけしてくださいました。嬉しい対応でした。
また、Art Bookギャラリー「こもれび」内で金澤柚子みつの試飲ができるようになっており、これが非常に美味しく、お土産に買って帰ってしまうほどでした。同行者も気に入り、お互いの家族にもと複数購入したほどです。(館内の売店で購入できます)


足湯 滝見台、ピローコーナー
宿の名前「滝亭」の由来にもなった滝を見ながら足湯に入ることが出来ます。
掘りごたつ式の足湯になっていて、奥に見える滝から川が流れている自然豊かな景色を見ることが出来ます。
足湯エリアの入り口にタオルも用意されているので、手ぶらで利用することが出来ます。
訪問した初夏の時期は、ニホンカワトンボというトンボが数多く飛び交っていて、日本の里山の自然を感じることもできました。トンボなんてもう何十年も見かけていなかったので、新鮮でした。


足湯 8:30~21:30(雨天、強風、降雪時はクローズ)
また、足湯エリアの近くにピローコーナーもあり、さまざまな種類の枕を客室に持ち帰ることが出来ます。枕にこだわりのある方はここでお気に入りの一つに出会えそうな、潤沢な品ぞろえでした。

アクセス
住所:〒920-1302 石川県金沢市末町23−10
私は車で向かいました。金沢市街からは12分程度の距離ですが、通りから宿に向かって住宅街に入る曲がり角が分かりにくい&細いので、カーナビなどの案内に十分に注意して向かうようにしてください。
公共交通機関を利用される方は、最寄りのバス停「末(滝亭口)」からは無料送迎してくださるようです。(要予約)
まとめ
非常にホスピタリティに溢れたスタッフさん達が多い印象で、気持ちよく滞在できました。
静かで落ち着いた雰囲気で、スタッフの皆さんの対応も過剰すぎず程よい距離感で、息抜きの休暇にまたリピート宿泊したいそんなお宿でした。
海外からの宿泊の方も居るようで、英語で対応をされているスタッフさんも見かけました。
お見送りの際にお土産を頂けたのも、嬉しかったです。べっこう飴が入っていました。
