オーストラリア ケアンズで熱気球に乗って遊覧飛行が体験できます。アサートン高原の上空から見下ろす広大な自然と朝日は絶景です。約60分間の飛行時間はあっという間でした。
オプショナルツアーを申し込むには躊躇する金額ですが、参加してよかったと思える絶景を見ることが出来ました。午前中の半日あれば参加できるので、帰国前の最終日に是非参加してみてください。
スケジュール
- 3:45ホテルピックアップ
ケアンズ市内の何か所かのホテルで参加者をピックアップしていきます
- 5:00トイレ休憩(約10分間)
ようやく空がうっすらと明るくなってきました
- 5:30飛行地に到着
バルーンが膨らんでスタンバイしています(熱気球全体の写真はこのタイミングで撮ってしまいましょう)
- 5:33バスケットに搭乗
台に乗って、バスケットに足を掛けて乗り込みます。
- 5:40テイクオフ!
あまりにも体感がなく、ふわりと浮き上がりました
- 5:47日の出
- 6:45想像より激しい着陸
1度目の接地では停まりきれず、2度衝撃がありました(油断厳禁)
- 6:56萎みゆくバルーンの中に入って記念撮影
スタッフさんが写真を撮ってくださいます。全員分撮りきれないうちに萎んでしまいますので、撮りたい方は早めに撮ってしまいましょう
- 7:04参加者全員で後片付け
バルーンを畳んで、袋に入れる作業。結構重いです。
- 7:30軽食のサービス
軽食はサンド、マフィン、カットフルーツ、飲み物はスパークリングワイン、オレンジジュース、ミックスジュース
- 8:00ケアンズに向けて出発
途中Skyrailの乗車口のスミスフィールドに寄り、希望者はここで下車できます
- 9:36ホテル到着
早朝のピックアップ
私の場合は宿泊ホテル(プルマンケアンズインターナショナル)ピックアップ指定時間が3:45でした。シャトルバスに同乗する方々の中で最初のピックアップ場所でした。
時間の5分前にロビーに降りましたが、ちょうどピックアップ車(Hotairのロゴが書かれています)から運転手さんが降りてくるところでしたので、時間通りのピックアップです。
運転手さんはいくつか日本語の単語を話して和ませてくださいました。
予約時の名前、人数と登録メールアドレスに間違いがないか確認し、乗車します。
その後、何軒か順番にホテルを回っていき参加者を拾っていきます。(8.9割日本人でした)
余談ですが、まだ日が昇っていない飛行地に向かう道中ですが、郊外の道になると街の明かりが減って星空が綺麗に見えますので、ぜひすぐに寝ずに窓の外を見てみてください。
飛行地近くでトイレ休憩(約10分間)があり、その後、注意事項のビデオを見ながら飛行地に向かいます。
熱気球遊覧飛行
飛行地に到着するとすでにバルーンが膨らんでおり、準備が整っていました。(4つのバルーンが準備されていました)
最大24人乗りのバスケット内の搭乗位置はその時のスタッフに「こっち乗ってー」て指示されますので選べません。ですが、飛行中は何度か向きを変えますので、さまざまな方角の写真を撮ることが出来ますのでご安心ください。(一緒に申し込んだグループは隣同士に乗れますのでご安心ください)
離陸は実感がないほどふわっと浮き始まます。まるで自分がドローンに乗ったかのように滑らかに浮上していきます。飛行中揺れるようなことは無かったので、酔い止めは不要です。
私が参加したときの航路はマリーバという街の東から西へ約11km、65分ほどの飛行でした。
乗車中の見どころは、日の出、野生(一部飼われている)動物、広大なアサートン高原の景色かと思います。私も野生のワラビー、農場の牛、馬を見ることが出来ました。動物が見えると高度を下げて見やすくしてくれますが、写真にすると小っちゃいです。肉眼に焼き付けてください。
同時に複数のバルーンが上がっている場合、他のバルーンを映した写真はとても綺麗です。
ゆっくりと移動しながら見下ろす景色はとても癒されます。マリーバの街の上空を通過する際は、道を行き交う車や住宅街を見下ろすことができ、ゲームのシムシティを見ているような気持にもなりました。
片付けと軽食パーティ
牧場のようなだだっ広い草原に着陸します。着陸は結構な衝撃ですので、真面目に着陸姿勢を取った方が良いです。
パイロットさんと無線で連絡を取り合っていたためか、着陸場所の近くにはシャトルバスが到着していました。
順番にバスケットから出ると、バルーンに入っていいよと言われますので、萎みゆくバルーンの中に入って記念撮影が出来ます。スタッフさんのカメラで集合写真を撮ったあと、時間が許す限り個人写真も撮ってくださいます。
その後、バルーンから脱出し、空気を抜きながらバルーンを畳むのを全員で行います。畳んだ後はみんなで持ち上げて袋詰めをして作業完了です。車にクレーンでバスケットとバルーンを載せて、参加者もバスケットの横に乗って、近くに止まっているシャトルバスの近くまで戻ります。
片付け後は手をアルコール消毒し、スパークリングワインとオレンジジュースでスタッフ、参加者一緒に乾杯をします。軽食はミニバーガー、マフィン、カットフルーツがいただけました。立食ブッフェ形式です。他にも小さなミネラルウォーターやスムージーのペットボトルもありました。
だいたい食べ終わると、シャトルバスに戻ってケアンズ市内に向けて帰ります。
ホテルには9時30分過ぎに到着しました。一旦客室に戻って一息ついてからチェックアウト(11時)できたので、良かったです。
オプショナルツアーのチケットによってはキュランダ観光(Skyrailとキュランダ観光列車)とセットになったものもあり、そちらのコースの人は帰りの道中にあるSkyrail乗車口(スミスフィールド)で途中下車されていました。スミスフィールドには9時ごろに着けますので、十分キュランダ観光と組み合わせられます。
ツアーに含まれる写真は、後日代表者にメールでダウンロード先のリンクが届きます。(私は参加した当日の昼過ぎに届きました)飛行中の全体写真が撮れるよう、バルーン外側にカメラが付いています。また、浮上前のバスケットに搭乗したところ、着陸後のバルーンの中に入った時、軽食中にグループ毎の写真を撮ってくださいます。
おススメの持ち物・注意点
カメラ
素敵な風景を写真におさめるためにスマホ、GoProなどを持っていきましょう。ただし、飛行中に誤って落下させないために、ストラップなどを付けた方が安心して撮影できます。バスケットより外にスマホを出して写真を撮るとき、何度もヒヤッとしました。(私だけでしょうか)
多少汚れてもいい服
着陸後の片付けの際にバルーンを畳んだり、抱えて運んだりする作業があるため、薄い色のTシャツを着ていたら薄汚れてしましました。お気に入りの服を着ていくのは避けましょう。また、着陸地は日によって異なるかとは思いますが、私の場合は枯れ草がたくさんの牧草地のようなところでしたが、足元に多くの動物のフンが落ちていたので、足元も汚れる可能性があります。サンダルよりスニーカーの方が良いと思います。
おススメの持ち物に帽子やサングラスを書かれていることがありますが、私は無しで全然大丈夫でした。むしろ帽子は風で飛ばされたら怖いなって思い、途中で畳んでポケットに入れてしまいました。
鞄は持たずに搭乗
基本的に荷物はすべてシャトルバスの中に置いて、スマホやカメラだけを持って熱気球に搭乗します。(ウエストポーチ程度の小さい鞄なら1,2名身に着けている方が居ましたが、基本皆手ぶらです)シャトルバスには運転手さんが残りますが、気になる方は貴重品は持ってこない方が良いです。お金が必要なタイミングはありません。
トイレ
飛行の前後にトイレ休憩がありますが、飛行中にトイレに行きたくならないように当日朝の水分補給は控えめにすることをおすすめします。11月上旬に参加しましたが、アサートン高原はケアンズ市街と比べて若干肌寒かったです。薄手の羽織があると、調整しやすくて良いかと思います。
予約
私はHISを通じて予約しました。(予約当時はちょうど割引キャンペーンをしていたので公式より安かった)
他にもVeltraやkkdayでも取り扱いがあります。(クーポンが出ていれば安い場合も)
熱気球を運航しているHotair社の公式サイトだと平日420豪ドル、休日450豪ドルで、上記代理店を通すよりも安く、直前(空いていれば前日でも予約ができる)でも予約ができるため、英語画面での予約に抵抗がない方はこちらからどうぞ。
まとめ
ケアンズに着いてから直前に予約して参加しましたが、参加してよかったオプショナルツアーでした。正直ケアンズ市内の観光であれば半日あれば網羅できてしまいますので、ケアンズ旅行はオプショナルツアーや施設見学をどれだけ入れられるかにかかってくるかと思います。
オプショナルツアーとしては躊躇してしまう金額はしますが、滅多にできない熱気球に搭乗できるという経験と、アサートン高原のすばらしい景色を見ることが出来ますので、ケアンズに来たら皆さんにも是非経験していただきたいです。