オーストラリア ケアンズ国際空港発、シンガポール チャンギ空港発着のシンガポール航空SQ204に搭乗しましたのでレポートします。座席はエコノミークラス内の前方エリアシート(Forward Zone Seat)を利用しました。(今回は最前列ではない席です)
基本情報
便名:SQ204
機材:A350-900
出発予定時刻:CNS 18:35
到着予定時刻:SIN 22:55
予定フライト時間:6時間20分
出発ターミナル
出発はオーストラリア ケアンズ国際空港ターミナル1からとなります。チェックインカウンターはフライト時間の3時間前に受付開始します(実際は5分ぐらいはフライングして開けてくれていました)。
空港ラウンジ
ビジネスクラスの利用者およびエコノミーのクリスフライヤーゴールド会員およびスターアライアンスゴールド会員はEscape Lounge(出国審査後)を利用できます。
残念ながら、プライオリティパスで利用できるラウンジはありません。
搭乗口
今回は搭乗口4でした。
ケアンズ空港の出国審査後免税店売り場を抜けるとほぼ正面に搭乗口4があります。ケアンズ国際空港の搭乗口は1~6までしかないコンパクトな空港ですので、搭乗口まで数分とかからず着くことが出来ます。また、搭乗口3と4の間には、免税店、カフェ、お土産屋さん、本屋、メリノウール屋さん(UGGも取り扱っています)などお店がいくつかあるので、ウインドウショッピングで時間を潰すことが出来ます。
搭乗
搭乗券にはボーディングタイムが17:35と印字されていましたが、到着機材遅れにより18:05にボーディング開始となりました。ボーディンググループ毎の搭乗となります。
チェックインカウンターの時に対応してくださったスタッフさんが、ここでも搭乗チェック対応されていました。(コンパクトな空港あるあるですね)
座席(Foward Zone Seat)
今回は前方エリアシート(Foward Zone Seat)の中でも中間あたりの席を利用しました。今回も、事前座席指定はしていなかったのですが、オンラインチェックインしたところ、この席が自動割り当てされました。(変更も可能です)
アメニティは毛布、クッション。イヤホンは搭乗口の手前に籠に入ってご自由にお持ちください方式で置いてありました。リクエストすれば耳栓、アイマスク、マスクを頂けるようです。
スケジュール
- 17:35ボーディングタイム予定
機材到着遅れのようでまだCAさんたちがゲートに待機していました
- 18:05ボーディング開始
- 18:35離陸
予定の8:45より約30分ほど遅れての離陸です
- ドリンクとスナック
- 20:05機内食(夕食)
ビーフかチキンの2択
- 20:23アイスクリーム
- 23:43リフレッシュメント(軽食)
- 24:51
現地時間22:51着陸予定よりも4分早い着陸でした
- ここから現地時間
23:02降機前方席なのでエコノミークラスの先頭で降機できました
- 23:09預け荷物受取場所到着
トイレや免税品購入と寄り道しましたが、荷物がターンテーブルに出てくるまでさらに数分待ちました
- 23:21税関を通過し空港の外へ
離陸後ベルトサインが消えると、ドリンクとスナックのサービスが始まります。シンガポール名物のシンガポールスリングというカクテルを頂けるのはシンガポール航空ならではですね。
夕食のメインは牛肉の煮込み(写真)かフライドチキンの2択でした。共通の部分は鶏ムネ肉のパスタサラダの前菜、チーズ、クラッカー、パン、バター、牛乳(なぜか小さなカップ入り)、水です。
ンガポール航空の機内食はフライトの24時間前までに申し込めばエコノミークラスでも特別食を選択できますので、アレルギー等がある方は特別食を選択するのもいいかもしれません。(私も深夜便だとガッツリ食べたくないのでフルーツセットを注文したりします)
ちょうど機内食を食べ終わるころにアイスクリームが配られました。塩キャラメル味のアイスクリームで非常に美味しかったです。
到着の約1時間前にはリフレッシュメントとしてサンドイッチがいただけました。2種類から好きな方を選べます。(記録を残していなくて、正確なメニュー名が分からずすみません)温かく温められており、ふわふわのパンが美味しかったです。
ご自身が搭乗される飛行機で出る機内食メニューが気になる方は、シンガポール航空のHPで、便名、予約クラス、日付を入れるとメニューが確認可能です。
トイレ
トイレ内には歯ブラシと紙コップあり、ハンドソープ、ハンドローションもありました。
到着
到着後はチャンギ空港ターミナル3の制限エリア内に入ります。多くのお店が軒を連ねていますので、ここで最後の免税品を購入することが出来ます。
まずは入国審査ですが、シンガポールの入国審査は自動化ゲートとなっており、今ではパスポートの提示も不要となっています。(顔写真が登録されているようです)カメラに顔を認識させたら、ゲートが開きます。機械も何十台と設置されていますので、待ち時間ゼロです。
シンガポール入国の際は事前に公式アプリからSGArrival Cardの入力が必要です。
前方席(Forward Zone Seat)に課金する価値はあるか
機内サービスが序盤に受け取れる(自分の番までどれくらいか?と考えながら待つ時間がほぼない)
荷物受取の待ち時間にて後方座席の方に追い付かれてしまうので、荷物を預けてしまうと早く降機できたからといって、早く空港を出られるとは限らない
先に降機できるという利点は、チャンギ空港のように入国審査が自動化ゲートとなり、台数も相当数ある空港では、入国審査での渋滞は起こりにくく(特にパスポートの提示も不要の自動化ゲートにより簡略化されている)、預け荷物がある場合は荷物が出てくるまでの待ち時間があるため、そこの利点は薄く感じました。
預け荷物なしで、降機後すぐに空港を出たい方にはおススメできる席かと思います。
座席の造りやシートピッチは、最前列以外はどの席でも同じです。
まとめ
スカイトラックス社の航空会社格付けで最高評価のファイブスターを獲得するほどの高品質なシンガポール航空は、約6時間半のフライト時間があっという間に感じるほど、気持ちの良いフライト体験が出来ました。日系の航空会社のように丁寧な接客は、とても気持ちが良いですね。
ケアンズ空港には複数のLCCも就航していますが、長時間のフライトだからこそシンガポール航空のようなきれいな機体で、美味しい機内食で快適に移動した方が、より旅行が良い思い出となります。