ザ・セント・レジス・シンガポール宿泊記【シンガポール】

Marriotto系ホテル

シンガポールの中心地オーチャードから少し離れた閑静な場所に位置する5つ星ホテル、ザ・セント・レジス・シンガポールに宿泊してきました。今回の宿泊はNUAを利用してスペシャリティスイートにアップグレードされました。

RYO
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設備もスタッフのホスピタリティも五つ星にふさわしく上質で、気持ちよく滞在が出来ました。自分へのご褒美の滞在にぴったりのホテルです。

客室

客室の第一印象はただただゴージャス。さすが、これが5つ星ホテルのスイートルームか!と完全にお上りさん状態。リビングの窓から見える風景は高層階だけあって見晴らしが非常によく、手前はビル群、奥にはシンガポール植物園の緑と、シンガポールらしい眺望でした。ブログに載せた写真は私が映り込まないようなアングルで撮影しているので気になりませんが、実際は鏡張りの壁が多く、広い客室が一段と広く感じる内装でした。

居室入って左手にリビングルーム。2面ガラス窓の眺望は素晴らしく、一人掛けの椅子が三脚、3人掛けソファーが一つ、デスク&チェアーが1セットという何人でも集まれそうな家具の数でした。

デスク横のコンセントはBFタイプ1口とマルチタイプが1口付いていましたので、変換プラグを介さず日本のプラグが差し込み可能でした。

大きな壁掛けテレビも窓とは反対側の壁にかかっており、テレビの視聴が可能です。日本の番組はNHKワールドプレミアムとNHKワールドジャパンが視聴できました。

居室入って右手がベッドルームで、ベッドは広々、シーツもスベスベで心地よく熟睡できました。ベッドの向かい壁には壁掛けテレビがありました。

ベッドルームからはウォークインクローゼットとバスルームにアクセスできました。

ベットサイドには両サイドにコンセントと照明のスイッチ有。

鏡台にはティッシュ、コットン、綿棒があり、ドライヤーは鏡台の引き出しの中にありました。自然光が入る部屋でメイクができるように配置されているのはポイント高いですね。

ウォークインクローゼット内はハンガーの数も十分あり、スーツケースもクローゼット内で広げられるように台があり、長期滞在も想定してか、棚や引き出しも多くありました。

その他に金庫、スリッパ、傘、ランドリーバック、靴ベラ、ブラシ、バスローブがありました。

スリッパはふわふわで、キルティングデザイン。セントレジスのロゴ入りで、使い捨てにするのがもったいないくらい。

貸し出し用の傘もあり、突然のスコールが降るシンガポールならではのアメニティです。

セントレジスはバトラーさんに依頼できるアイロンサービスがあるためか、アイロンとアイロン台の配備ははありませんでした。

トイレの中もゴージャスな内装。ウォシュレットは日本人には慣れないハンドシャワー式。手拭きのタオルも予備まで用意されていました。

なぜか扉は2ヵ所あり、廊下とバスルームの両方から出入りが出来ます。(謎の回遊動線)

シャワールームは、ハンドシャワー、レインシャワー、正面から出るシャワーと3ヵ所からお好みで出せます。シャンプーなどのアメニティはSACHAJUAN(サシャワン)というスウェーデン生まれの高級ヘアケアブランドのもので、ボタニカルないい香りがして、洗い上がりに髪の毛が軋むようなことも無く、洗い心地も良かったです。

シャンプーが一本3740円(日本での市価)と高価なためか、”持ち帰った場合は60SGD請求します”との但し書きのタグがかかっていました。

バスタブ付き客室なのは日本人としては嬉しいポイント。アメニティのバスソルトを入れ、バスタブ横のTVを見ながらゆっくりと入浴しました。

洗面所のアメニティも石鹸、歯ブラシ、マウスウォッシュ、コットン、綿棒、カミソリだけでなく、クレンジング、ボディローション、爪やすり、コーム等の日本の旅館級のアメニティが充実していました。

タオルも通常の倍の枚数が用意されており、何度でもシャワーできます。

ミニバーはネスプレッソのコーヒー4種、TWGの紅茶、緑茶、カモミールティーが無料で、スナック、ミニボトルのお酒、冷蔵庫内のドリンク類は有料でした。

セントレジスシンガポールの特徴としてはバトラーサービスが付くとのことで、以下のことをバトラーさんに依頼することが可能でした。

・ホットコーヒーまたは紅茶のサービス(到着時と朝の6:00~11:00)

・荷ほどき/荷造り

・靴磨き

・2枚までのアイロンサービス

私たちは到着時のホットコーヒーをアプリ経由で依頼しましたが、何かの手違いで紅茶が届きました。(美味しかったです)

夕食から戻ると、ターンダウンサービスもあり、カーテンが閉じられ、枕もとに水とスリッパが用意されていました。

朝食

朝食は1階ロビー横のTHE ASTOR GRILLにて6:30~10:30の時間でいただけます。遅い時間ほど混雑するようですので、早起きしてゆっくりいただく方が良さそうです。

ビュッフェにはパン、ヨーグルト、フルーツ、サラダなどの定番だけでなく、ヌードルバー、寿司、中華がゆ、飲茶、インドカレー、サテーなど各国の料理も並んでおり、どれも美味しかったです。

好きな野菜、フルーツを指定してその場でミックスジュースにしてくださるサービスもありました。

オーダー制のメニューも別途お願いすることができ、オムレツとアボカドトーストをいただきました。コーヒー、紅茶もスタッフさんにオーダーすれば席まで持ってきてくださいます。

夕食

朝食会場と同じTHE ASTOR GRILLにてディナーをいただきました。少し暗く大人な雰囲気で、料理も非常に美味しかったです。特にステーキ香ばしい焼き加減が抜群で、チミチュリソースの味も美味しく大満足の一品でした。

インルームダイニング

今回は注文しませんでしたが、洋食、シンガポール料理、インド料理など数多くのメニューがあり、おこもりステイでも困らない充実ぶりでした。居室のデスクの上にメニュー表がありました。

バー

営業時間は15時から24時まで。(金、土曜日は午前2時まで)

シックな印象の落ち着いたバーでした。プラチナ会員特典としてカクテル、赤、白ワイン、ドラフトビール、モクテル、ジュース、ソフトドリンクが2杯無料で利用させていただけて、おつまみはビュッフェスタイルで、好きなものをいただくことが出来ました。

私たちは16時過ぎに利用しましたが、ほぼ満席状態で賑わっていました。

ジム

フィットネスジムの利用可能時間は24時間。

トレッドミル、エクササイズバイク、クロストレーナー、ロウイングマシン、ウェイト、バランスボール等写真でご覧いただける通り、充実した器具が配備されていました。

入り口横にはウォーターサーバー、タオル、イヤホン、新聞、リンゴも置いてありました。

16歳未満のお子様は利用できませんのでご注意ください。

プール

プールの利用可能時間は7時から21時。

スタッフさんが常駐しており、タオルはスタッフさんが用意してくださいます。

私が行った際には2組が利用していましたので、誰も利用者が居なくて気まずいなんてことはなさそうです。

Pool Barとして、インルームダイニングのようにQRコードを読み取り注文が出来るようになっていました。メニューとしてはサラダ、ハンバーガー、サンドイッチ、チリクラブ、ピザ、サテー、アイスクリーム、フルーツプレート、ソフトドリンク各種、ミルクシェイク、シャンパン、ワイン、カクテル、ビール等が注文できました。時間は11時から19時までです。

スパ

営業時間は10時~21時。

15分の短いものから、180分の充実したものまで数多くのメニューが用意されています。予約はWebからも可能です。

スパメニューおよび予約はこちらから【公式サイト】

Online Booking (marriott.com)

イベント

毎日18時半からロビーにてサーベルでのシャンパンボトルを開けるパフォーマンスがありました。時間ちょうどにロビー中央の階段にて行われ、その場にいる宿泊者に振舞われました。

その場に集まっている人に配った後はササっと片付けられてしまいますので、時間厳守で行かれた方が良いかと思います。1本目のボトルで行き渡らなかった場合には、2本目のボトルも開けてくださりますので、多くの人が集まっていたとしてもご安心ください。

Ruinartというフランスのシャンパンで日本で購入すると一本1万円ほど。すっきりとして飲みやすい味でした。

プラチナ会員特典

今回はNUAの申請をしていたため、客室のアップグレードをしていただけました。最もリーズナブルな部屋で予約していましたが、”キング1台、ゲストルーム”から”キング1台、植物園ビュー、コーナー、スペシャリティスイート、上層階”になりました。

プラチナ会員特典としては

・ウェルカムギフトor1,000ポイントor2名分の朝食

・バーでのドリンク2杯とおつまみ(15:00~18:00)

・2名までの12歳以下のお子様の朝食無料

・可能な場合には客室アップグレードと16時までのレイトチェックアウト

・一晩分の駐車場無料

・1時間の会議室利用

がありました。

観光の拠点として

最寄りのMRTはTE線のOrchard Boulevard駅で、ホテルからは徒歩6分の位置にあります。TE線の沿線にはショッピングモールが集まっているOrchard駅、チャイナタウンも近く、有名チキンライスのお店が入っているマクスウェルフードセンターがあるMaxwell駅がありますので、MRTで移動する観光の拠点としてもお勧めできます。

Tanglin Mallというショッピングモールもホテルから徒歩4分のところにありますので、ちょっとしたお買い物や食事にも便利かと思います。(落ち着いた雰囲気のおしゃれなスーパーや雑貨屋が入っているため、おススメです)

ホテル周辺は各国の大使館や高級コンドミニアムが立ち並ぶエリアで、落ち着いていて治安も心配ありません。

中秋月の時期だったので、ロビーでは月餅の販売もありました。箱のデザインもかわいらしく、ティーカップソーサーとセットになった豪華な月餅もありました。

売り場の後方には予約済みの箱が多く積まれており、人気商品のようでした。

2024年の販売期間は8/2~9/17でした。

アクセス

住所: 29 Tanglin Road, シンガポール, 247911

空港からの移動はMRTだと乗り換えが2回必要になりますので、Grabやタクシーの利用をお勧めします。

まとめ

ラグジュアリーな部屋、ホスピタリティ、レストラン、バー、ジム全てにおいて大満足のホテルステイでした。ホテルでゆっくりと過ごす滞在をされる方は満足していただけることと思います。

YouTube

動画でも今回の滞在をまとめておりますので、ご覧いただけますとよりホテルの雰囲気が分かるかと思います。

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