今回タイ プーケット滞在の際に、ピピ島でシュノーケルが出来る日帰りオプショナルツアーに参加してきましたので、レポートします。
各観光ポイントでの感想や、持って行って良かった持ち物などを写真付きで紹介していますので、参考にしていただけたらと思います。
ピピ島とは
プーケットの港からスピードボートで60分ほどのエメラルドグリーンの美しいビーチと岩山の絶景が楽しめる島で、レオナルドディカプリオ主演の映画「The Beach」の舞台ともなった美しい入り江のマヤベイが有名で多くの観光客が訪れています。
マヤベイの美しさは写真通りで、人生に一度は見るべき綺麗な景色でした。

宿泊施設やお土産屋さんなどがあり、栄えているのがピピ・ドン島、マヤベイがあるのがピピ・レイ島です。今回はこの両方をめぐるツアーに参加しました
参加したオプショナルツアー
今回はVeltraにて「ピピ島+カイ島」の日本語ガイドのツアーに申し込みました。
シュノーケルとマヤベイ上陸が出来る日帰りオプショナルツアーで、ランチ・ホテル送迎も無料で付いていました。
私が予約した際には3,000THB(13,946円)/人でした。
スケジュール
観光場所の名称は現地ガイドさんがご説明頂いた場所の名前で記載しているので、ツアーHPの記載とは異なります。(おそらくその日の海況などで多少変更されているものと思われます)
- 7:45ホテルお迎え
名前確認後、予約画面の写真を撮って、バンに乗車します
真っ白のバンで社名が書かれていない(もしくはタイ語で記載されていたのかも)ので、乗り間違いに注意
何軒かホテルを経由し他の参加者を拾って向かいます。
- 9:06ロイヤル・プーケット・マリーナ到着
受付で予約画面を再度見せて、名前をサインします。ここで、乗船チケットとリストバンドを受け取ります。
ここで、トイレに行ってしまいましょう(トイレットペーパーあり)
- 9:12ガイドさんによる本日のスケジュール説明
流暢な日本語で、壁面に書かれたピピ島の地図を指示しながら一日のスケジュールの説明を受けます。
- 9:25ボート乗船
日本語ツアー約20名と英語ツアー約20名の相乗りでした。
- 10:44ピピ・ドン島のYong Kasem Bay付近にてシュノーケル
ガイドさんが餌付け用にバナナをちぎって渡してくれます
バナナをめがけて魚たちが大量に群がってきます
- 11:34ピピ・ドン島のTon Sai Bayにておサルさん観察(船上観光)
崖にいるおサルさんにめがけてバナナを投げるとキャッチして食べ始めます
- 11:50ピピ・ドン島の「Hippies Bar & Restaurant」にて昼食
ツアー案内にて記載のレストランとは異なるレストランでした。
タイ料理中心のブッフェでマッサマンカレーが特に美味しかったです
- 13:03ピピ・レイ島のViking Caveのツバメの巣採取場観察(船上観光)
ボートのスピードを落として洞窟の前を通過するのみ
- 13:12ピピ・レイ島のピレ湾で波に身を任せプカプカ
岩山の絶景に囲まれた湾の中で、ライフジャケットを浮き輪代わりにしてプカプカ浮かんで過ごします
(シュノーケルできるほどの透明度は無い)
- 13:53マヤベイ上陸
マヤベイの反対岸に接岸するので、整備された遊歩道を歩いてマヤベイまで行きます(徒歩約5分)
マヤベイは海水浴が禁止されており、監視員さんが厳しく目を光らせています
- 15:33カイ島上陸
カフェが数件あるだけの無人島
訪問時は干潮の時間帯だったため、海水浴やシュノーケルはできませんでした
水上バイクやバナナボートの有料アクティビティで遊ぶか、ワンドリンク制のビーチパラソルの下のベンチでまったり過ごすかの2択でした
- 16:50カイ島出発
マリーナ到着直前におサルさん達が砂浜を歩いているところと遭遇
ボートを一時停止して撮影タイムを少し取ってくださいました
- 17:30ロイヤル・プーケット・マリーナ到着
下船しトイレを済ませて、自分の番号の番号を持ったシャトルバスの運転手さんを探して乗車
乗車場所におしぼり、ドリンク、記念写真が置かれています
- 17:54送迎シャトルバス出発
乗車予定のメンバーが揃た時点で出発します
- 18:29プーケット・タウンエリアのホテル到着
マリーナの正門前が渋滞していましたが、道に出てしまえばスムーズに進みました。
観光ポイントのごとの詳細
1カ所目:シュノーケル
ライフジャケットとシュノーケルを借りて、船の後ろから海に入ります
魚の餌付け用にガイドさんがバナナを割ったものを投げ渡してくれました
魚も餌付けされるのがわかっているのか水面近くに集まってきます
ちょっと引くぐらい大量の魚に囲まれて、バナナを持っている手が啄まれ少し痛かったですが、初めての面白い経験でした
透明度は5mほどで、濁りが気になる水質でしたが、魚の多さで満足度が高かったです
このとき防水カメラがあると、良い写真が撮れるかと思います

2カ所目:モンキークリフ
崖のところに多くのお猿さんがいるところに船を寄せます
バナナを投げるとキャッチして食べてくれます。
海に落としてしまったバナナを取りに泳ぐなんて姿も見れるかもしれません
3カ所目:ピピドン島上陸ランチ(1時間)
島に船を着けて上陸します。
海岸の砂浜を少し歩いて、直接レストランに入ります
好きな席に座って、ブッフェランチです
タイ料理を中心に好きなだけ皿に盛っていきます
マッサマンカレーと玉ねぎのかき揚げが美味しかったです

青い海を見ながらのオープンエアーでのランチは最高のロケーションでした
ランチを食べ終えた参加者は、映え写真を撮っている方々も多かったです
余った時間は島内散策に使いました
小物やリゾートウェアを扱うお店が立ち並んでいました

4カ所目:ピピ・レイ島のViking Caveのツバメの巣採取場観察
洞窟内の入場には別途料金が必要(今回のツアーには含まれていません)
ボートが洞窟入り口前をゆっくりと通過します
5カ所目:ピピ・レイ島のピレ湾で波に身を任せプカプカ
船を崖近くに留め、海に入ります
外洋より塩分濃度が濃いとのこと
ここは足が付く程度の水深なので、ライフジャケットを着ずにビート板みたいに上に乗ってプカプカして過ごします


6カ所目:マヤベイ(45分)
マヤベイの反対側に船をつけ、遊歩道を350m(5分)ほど歩くとマヤベイに着きます
コロナ禍以降は環境保護のためマヤベイでの海水浴が禁止され、波打ち際で写真を撮るのみとなっています
監視員の人が鋭く目を光らせており、少しでも海に入っていこうものならマイクで注意を促していました
くるぶしが濡れる程度までが、怒られない限界のラインのようです
終始注意喚起のアナウンスが爆音で流れているので、動画を撮る際には音は使えないものと思ってください


7カ所目:カイ島
参加日は干潮での滞在だったので、海水浴は危ないためできない日でした
上陸して、飲食店(ビーチチェア、パラソルの場所を含む)でドリンクを飲んで過ごすか
水上バイクやバナナボートに乗るかして過ごします
満潮の日なら泳げるそうなので、ここは潮位のいい日を狙って予約するのが良さそうです


持って行った方が良い持ち物
必須◎、荷物に余裕があるなら○、人によっては必要△
◎水着
事前に洋服の下に着て参加します。水着の上はさっと羽織れるラッシュガードや、Tシャツが良いかと思います。
更衣室らしい場所はありませんので、帰りも濡れた水着の上にさっと羽織って帰る形になります。
◎お気に入りじゃないビーチサンダル
ツアー中何度かスピードボートを乗り降りしますが、砂浜に着ける場合、降りた先が海で水深がひざ丈であったり、サンゴの欠片の砂浜で素足だと怪我しそうな場合があります。
何度も海水に浸かることになりますし、砂浜の砂で足元がじゃりじゃりに何回もなりますので、汚れても気にならないビーチサンダルを履いていくことをおすすめします。

◎日焼け止め、帽子、サングラス
日差しは強いですし、最初にシュノーケルをするので、後ほど塗りなおしをする為にも日焼け止めは持ってきた方が良いです。
必要に応じて帽子、サングラスもあると便利です。(普段つける習慣がない人は不要かも)
◎タオル
海から上がった際に体拭かないと風邪ひいちゃいますので、バスタオルなどのタオルは持参しましょう
◎ティッシュorトイレットペーパー
船上のトイレを利用する際は、紙がないので持参しましょう。(港のトイレには紙があります)
◎タイバーツの少額の現金
カイ島でのドリンク注文の際にはお釣りが用意できないと言われたり(おつりの分は「チップだよ」と渡してしまいました)、ツアー最後にガイドさん・ボートスタッフにチップを渡す必要がありますので、100THB紙幣を複数枚用意しておきましょう。
チップ回収の際にはガイドさんが透明のチップボックス持って船内を回っていくので、適切な金額をスマートに入れられるように(周囲の人がいくら入れたかは丸見えです)
◎防水バッグと濡れたタオルを入れるビニール袋
手持ちの鞄はスピードボート内の床置きになりますし、周囲を他の参加者が濡れた体で行き来しますので、海水や砂がかかっても気にならない防水バッグで参加することをおすすめします。
おしゃれなブランドバッグなどは、控えたほうがいいですよ。
また、体を拭いて濡れたタオルなどを入れるビニール袋も別途お忘れなく。
○防水カメラ(GoProなど)orスマホの防水ケース
シュノーケル時など水に浸けられるカメラがあると、より多くの思い出を残すことができます
○ウェットティッシュ
食事の前に手を拭きたくなるのは日本人の性かと。海外ではおしぼりが出てくることの方が珍しいので、持参しましょう。
○汗拭きサラサラシート
最初の場所でシュノーケルをした後はホテルに戻るまでシャワーが出来ませんので、汗拭きシートがあると海水浴後のベタ付きを軽減できます。
快適さ追求のためには持参しましょう。持って行って良かった品の一つです。
△酔い止めの薬
乗り物酔いしやすい方は、事前に酔い止めを飲んでから乗船しましょう。それなりに揺れます。
感想
コロナ禍の時期には環境保護のため上陸が禁止となってしまっていたマヤベイですが、現在(2025年春)は海水浴はできませんが上陸だけなら可能となっています。これもまた制限がかかるか分からないので、行けるときに一度は行ってみていただきたい絶景の一つです。
白い砂浜と青い海の入り江の絶景は、時間を忘れてぼーっと見ていたくなるような美しい景色でした。
海水浴が制限されているおかげで、綺麗な海を背景に写真を撮る際に他の人が映りこみにくくなっているのは利点だと思います。
シュノーケルの際にも日本とは違ってガンガン餌付けしてしまうので、大量の魚に群がられる貴重な体験ができたのも良かった点の一つです。
水上バイクやバナナボートなどのアクティビティに興味のない私は、正直、カイ島は要らなかったなという印象です。(滞在時間も無駄に長く、観光客にお金を落とさせるだけの島という印象)
カイ島で飲んだフルーツスムージーはとても美味しかったです。観光地価格ですが、日本で飲むよりかは安く飲めますので、是非飲んでみてください。
ガイドさんや船員スタッフさん達も気さくで感じが良く、楽しい一日を過ごすことが出来ました。タイ プーケット旅行に行った際には、是非、ピピ島のオプショナルツアーに参加してみてはいかがでしょうか。
