キュランダ高原列車 乗車記【オーストラリア】

搭乗記

キュランダ観光の往路として観光列車であるキュランダ高原列車(KURANDA SCENIC RAILWAY)のゴールドクラスに乗車してきました。ケアンズーキュランダ間を一日二往復しており、ゴールドクラスのチケットは人気で、土日は2カ月先まで埋まっていることもあるので、早めの手配をお勧めします。

キュランダ鉄道とは、19世紀後半に作られた木造車両で、車両だけでなくキュランダ駅もクラシカルなデザインが残されており、どこを撮っても絵になるデザインです。15:30発列車のみラグジュアリーなひと時を過ごすことが出来るゴールドクラスという車両が選択できます。クラシカルな列車が崖の緑を背景にカーブする「世界の車窓から」の映像でもおなじみの光景を見ることが出来ます。

キュランダ鉄道はサイクロンの影響で2023年12月から運休していましたが2024年2月17日から運行を再開しています。

実際の乗車時のスケジュール
  • 15:00
    乗車開始

    指定席に着席していると、チケット確認と共に希望のドリンクを聞かれます

    ドリンクとおつまみ(マカダミアナッツ)をいただきます

    15:28にアナウンスが入ります(ここまでには乗車した方が良さそう)

  • 15:30
    発車
  • 15:40
    【見どころ1】バロン滝駅 停車(途中下車10分)

    ゴールドクラスはちょうど展望台の中心に停まるので、車両を降りたらそこが撮影ベストスポットです

    車両との写真もこのタイミングで撮影するのがおススメ(キュランダ駅停車時はホームの陰になっていて暗いため)

    15:46に予鈴が鳴るので、それを聞いたら車両に戻ります

  • 15:50
    バロン滝駅 発車

    チーズ、ドライフルーツ、クラッカー、バジルトマトのディップが乗ったプレートが配られます

  • 16:18
    【みどころ2】ヘアピンカーブと滝

    速度を落として通過してくれますので、写真撮り放題です

    世界の車窓からの風景はココです

    カーブの終わりごろに右側に滝が見えてきます

  • 16:28
    シャーベットとおしぼりのサービス

  • 16:45
    ドリンクサービス終了

    記念品(ポストカードとボールペン)配布

    乗務員さんはここでサービスを終了し、次の駅で下車されます

  • 16:49
    【みどころ3】ヘアピンカーブ

    速度を落として通過してくれますので、写真撮り放題です

  • 17:00
    フレッシュウォーター駅到着

    スカイレールのスミスフィールド駅に戻る方はここで下車(シャトルバス有)

  • 17:08
    フレッシュウォーター駅出発
  • 17:25
    ケアンズ・セントラル駅到着

みどころ

バロン滝

10分間の撮影のための停車があり、見どころの一つです。私が行ったのが乾季の終わりだったため、滝の水量が少なく迫力は弱めでした。雨季の方が見ごたえがありそうです。

キュランダ駅

レトロな駅舎と看板が残り、観葉植物がこれでもかと飾られたキュランダ駅はどこを見ても絵になります。改札などは特になく、いつでもホームや売店に入れるようでしたので、乗車時間よりも早めに行けば様々なアングルの雰囲気の良い写真が撮れることと思います。

ヘアピンカーブ

乗車中2カ所ヘアピンカーブがあり、周囲の自然とキュランダ鉄道の赤い車両が映える写真を撮ることが出来ます。いずれも左カーブのため、進行方向左側の窓から写真を撮りましょう。

サービス

ゴールドクラスはドリンクやおつまみのサービスをしてくださる乗務員さんが同乗しています。

乗車するとメニューの中から選んだドリンクとスナックが配られます。ドリンクは飲み放題です。

ドリンクはソフトドリンク(コーラ、スプライト、オレンジジュース)、ビール、ワイン(白、赤、スパークリング)、コーヒー、紅茶、水から選べます。メニューは最初のドリンクを頼むと回収されてしまいますので、いろいろ飲んでみたい方はご注意ください。写真を撮っておくと良いかと。

スナックは出発時にマカダミアナッツ、バロン滝駅出発後にチーズプレート、サービス終了間近にマンゴーソルベが配られます。

適宜、ドリンクのおかわりいかがですかと声かけしていただけますので、遠慮なく飲んでも良さそうでした。ワインを飲んでいると、積極的に注ぎに来てくださいます。

最後には記念品(ポストカードとボールペン)を頂けます。

車両にはトイレが付いています。

ケアンズの街に近づいてくると沿線の住宅の住民の方が手を振ってくださったりするので、手を振り返すのも楽しかったです。

注意点

ゴールドクラスの車両は進行方向を向いて左側が4人向かい合わせの席、右側が2人向かい合わせの席となっています。右側の席は間近の崖ばかりの車窓からの景色となりますので、景色がいいのは左側の席になります。(滝、ヘアピンカーブや遠くに見えるケアンズの街はすべて左側です)

車両の乗り口が急な階段になっているため、足の不自由な方は注意が必要です。(手すりは付いています)

まとめ

オーストラリア ケアンズに旅行に来たらぜひ世界自然遺産でもあるキュランダ観光に来ていただきたいです。日本と異なる植生は珍しいですし、木々に囲まれた環境は空気も美味しく、リフレッシュできました。キュランダへの移動はスカイレール、鉄道、車と複数ありますが、行きと帰りで異なる景色を楽しむためにスカイレールと鉄道を組み合わせた移動をお勧めします。

往路のスカイレイルは、上空からキュランダの熱帯雨林を眺めることが出来るケーブルウェイです。そちらのレポートも是非ご覧ください。

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