コートヤード・シンガポール・ノベナ宿泊記【シンガポール】

Marriott系ホテル

2017年11月開業のまだ比較的新しいマリオット系ホテルであるコートヤード・シンガポール・ノベナ(Courtyard Singapore Novena)に宿泊していました。

シンガポールの地下鉄MRTのNovena駅から近く(徒歩3分)ショッピングモールを通り抜けていくことができるため、雨の際も濡れずにホテルに入ることができます。Royal Squareというビルの22階から33階までがホテルとなっています。

こちらのホテルも約1年半ぶりの2度目の宿泊となりますので、前回宿泊時との違いも含めてレポートしていきたいと思います。

RYO
RYO

客室からの景色は抜群に見晴らしが良く、快適に過ごせました。観光地からは少し離れた立地ですがオーチャードやマリーナエリアに乗り換えなしで行けるMRT駅にも近く、周囲には大きなショッピングモールが数軒立っており、利便性の良い立地となっています。

客室

2017年開業とだけあってまだまだ新しく気持ちのいい客室です。

客室タイプは『プレミアルーム、ゲストルーム、1キング、スカイラインビュー、ハイフロア』に宿泊しました。

客室の高さ程の高層ビルが近くに無いため、眺望の抜けがよく非常に気持ちのいい景色を望むことができます。今回宿泊した客室は北向きの窓になるため、遠くにはマレーシアのジョホールバルまで見渡すことができます。

手前には交通量の多い道路も見ることができるため、行き交う車や歩行者を見下ろしているだけでも飽きることはありません。

アプリ上の客室表示は『スカイラインビュー』となっていましたが、実際はブキ ティマ保護区の緑地が多く見える『シティスケープビュー』かと思います。

ご自身の留まった客室以外の景色が見てみたい方は、最上階のプールに行くと両サイドの景色を見ることができます。

ベッドは肌触りのいいすべすべのシーツ、高さの異なる枕が2つづつ。

マットレスは柔らめで、硬めが好みの私にとっては、少し寝づらかったです。

ベッドサイドには左側にはコンセントの空きが無い代わりに、置き時計からminiUSB、Lightningのケーブルを出すことができる仕様となっています。またUSBの差し口が2つ設けられていました。
右側にはマルチタイプのコンセントとUSBの差し口が1口ずつ。

窓際には作り付けのソファとテーブル。ソファの足元にはマルチコンセントが2口とUSBが2口(内1つは急速充電のよう)があり、このテーブルを利用してパソコン作業ができる作りになっていました。

ソファーも座面が硬めのしっかりとした座り心地なので、長時間座っていても姿勢が崩れにくく良かったです。

ベッドから見て反対側の壁には大きな姿見鏡があり、目線ほど高い位置にコンセントの差し口があります。この高さはドライヤーを使用するのに便利でした。

テレビは大型の壁掛けTVが配備されており、世界各国のTV番組だけでなく、ホテルの館内情報などもチェックすることができました。

ラゲッジラックは作り付け家具になっており、小さいスーツケースであれば2個並べて開くことができるくらい広いスペースが確保されていました。

ラゲッジラックの下の扉を開けると、グラスやマグカップ、紅茶、インスタントコーヒーが入っていました。マグカップはシンガポールの食器メーカーLuzerne製で、紅茶はDilmahの紅茶と緑茶、インスタントコーヒーはネスカフェのものがカフェイン有無の2種類がありました。

反対側の棚にはネスプレッソも配備されてあり3種のカプセルとペットボトルの水2本、ケトル、電話、メモ帳が置いてありました。

棚の下には聖書も。

扉を開けると冷蔵庫となっていました。(中は空でした)

ちなみに、枕元に冷蔵庫があるという配置ですが、モーター音などの冷蔵庫の稼働音は聞こえず静かでした。

クローゼットには大量のハンガー、バスローブ2着、アイロン、アイロン台、セキュリティボックス、ランドリーバッグ、スリッパ、靴ベラ、洋服ブラシ、シューミット。

バスローブは薄手でした。

バスルームは左手から洗面台、シャワーブース、トイレという並びで配置されており、シンク横のスペースも広く、着替えなど一時置きしたいものも置きやすく、使い勝手が良かったです。

シャワーはレインシャワーとハンドシャワーの2つがあり、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープは壁付きボトルで配備されていました。

シャワー水圧、水温ともに全く問題ありません。

トイレは残念ながらウォシュレットは付いていませんでした。

バスルームアメニティは歯ブラシ、マウスウォッシュ、ボディクリーム、石鹸、爪やすり、バニティキット、シャワーキャップ、シェービングキット、くし、サニタリーバッグとペットボトルの水2本。

シンガポールの水道水は飲用が可能ですが、もし消毒臭さを感じるようであれば、ペットボトルの水で口を濯げば良いかと思います。(私はさほど気にならないので、水道水で濯いでいます)

2名で宿泊しましたが、歯ブラシは1名分しか置いていなかったです。(前回もそうだったのでホテルの方針かと)フロントに電話して、追加でいただくことはできました。

客室内の無料Wi-Fiの速度は46Mbpsで、動画視聴やインターネットでの調べ物には全く問題無い速度でした。快適に利用できました。

静音性は会話しながら廊下を歩く他の宿泊者の声が聞こえたくらいで、非常に静かに過ごすことができました。ホテル周辺は道路工事が行われていたり、交通量が多い幹線道路沿いですが、高層階ということもあるのか外の音は全くといっていいほど聞こえませんでした。

客室のカードキーと一緒に禁止事項の注意書きのカードも入っており、客室内での喫煙とドリアンの持ち込みは禁止となっていました。ご注意ください。

余談ですが、こちらのホテルではF1が放映されているbeIN sports1が視聴できました。

フロント

ホテルエントランスからエレベーターで22階に行くとフロントロビーに着きます。

チェックインの際は宿泊者全員のパスポート提示と、全員のサインが必要でした。

チェックインカウンター横には機械式の両替機とパソコン、プリンターがありました。
待合スペースの席数は少なめ。

レイトチェックアウトの希望もこの時に聞かれます。(16時チェックアウトができました)

ギフトの選択としてポイント、寄付、ウェカムギフト等の中から選択を聞かれます。(英語に自信がなくとも選択肢一覧のカードを見ながら聞かれますので、指差し回答できるためご安心下さい)

最後に館内説明の紙を見ながら一通りの設備の営業時間などの説明を受けて、チェックイン手続き終了です。

チェックイン:15:00~
チェックアウト:~12:00

朝食 SKY22

2024年末にレストランの改装工事を終えたばかりのようで、前回宿泊した時と内装と席配置が変わっていました。

ウェスタンブレックファストに加えて、多民族国家のシンガポールらしくインドカレー、チリクラブ、ラクサ等のメニューもありました。

特にチリクラブなんて専門店で食べたら数万円してしまったりもする高級料理なので、ここでお手軽に味見をしてみてはいかがでしょうか。小さな揚げパンの「マントウ」にチリクラブソースをディップして食べると美味しいですよ。

一つ残念な点は、サラダコーナーにあったキュウリが糸を引いていたり、ザクロが一部萎びていたこと。

仕込み後の管理はしっかりと行っていたのでしょうか。

せっかくの滞在ですので、元気に観光するためにも目視で鮮度に疑問があるものは取らないようにご注意ください。

前回はセミブッフェ形式で、オーダーで注文するメニューもありましたが、今回はそのようなメニューは無かったです。運用が変わったのでしょう。

営業時間
 6:30~10:30

インルームダイニング

客室のTVやQRコードを読み込めばインルームダイニングメニューが確認できます。

サラダ、メイン、サンドイッチ、パスタ、ローカル料理、キッズメニュー、デザートと一通りのメニューが揃っている印象です。

インルームダイニングは20%割引が使えませんのでご注意ください。

営業時間
 6:00~23:00

レストラン SKY22

朝食会場となっているレストランですが、ランチ、アフタヌーンティーやディナー営業もしています。

セミビュッフェランチは29.5SGDなので、物価の高いシンガポールの中としては比較的お得にランチをいただける価格設定です。

メイン1つはオーダー制で、食べ放題なのがサラダ、スープ、パンやケーキ、フルーツ、アイスクリームとなっています。

アフタヌーンティー(ハイティー)は48SGDで、サンドイッチ、焼き菓子、ケーキに加えて2名分の紅茶またはコーヒーが付いてきます。

営業時間
 6:30~22:30
 セミビュッフェランチ 12:00~14:30
 アフタヌーンティー 15:00~17:00

プール

最上階の33階に屋外プールがあり、オーチャードやマリーナエリア方面を一望することができます。
プールはそこまで大きくはありませんが、インフィニティプールになっており、カバナも置いてあり、おしゃれな雰囲気です。

プールに入らずともビーチチェアやガゼボでゆったりと過ごすのにも気持ちの良い景色・空間でした。(読書されている方もいらっしゃいました)

エレベーター横あたりにプール用のバスタオルと水のペットボトルが置いてあり、トイレ内にはシャワーブース(シャンプー、シャワージェルの壁付ボトル有)も付いていました。(プール入る前に浴びる用のレインシャワーは別にプールサイドにあります)

営業時間
 7:00~21:00

プールの隣には屋上バー「Las Palmas」もあり、夕方~深夜まで営業しています。(曜日によって営業時間が異なります。月曜定休)

宿泊者は20%割引していただけますので、絶景を見ながらのカクテルも良さそうです。

19時まではハッピーアワーもやってます。ビール10SGD。

この屋上バーは、夜はほぼ満席になるくらい混雑していました。

ジム

フロントと同じ22階にあります。
扉横のセンサーにルームキーをかざすと解錠できます。
6畳間くらいのコンパクトなジムなので、少し圧迫感がありますが、最低限の設備は取り揃えてあるといった印象です。
トレッドミルは街の風景を見下ろしながら走ることができるので、爽快感はあります。このホテルほど高い建物が視界に無いので、眺望は抜群です。

営業時間
 24時間

プラチナ会員特典

ー ナイトリーアップグレードアワード 今回は申請せず。

○ ルームアップグレード 「客室、1キング」から「プレミアルーム、ゲストルーム、1キング、スカイラインビュー、ハイフロア」のお部屋にアップグレードしていただけました。(前回宿泊時も同クラスの客室までUPしていただけました)

○ ウェルカムギフト メッセージカードとカリフラワーのスナック1袋とジュース1缶が客室に届きました。

○ アーリーチェックイン、レイトチェックアウト 16時チェックアウトにしていただけました。

ー クラブラウンジはありませんでした。(前回宿泊時は夕方のカクテルタイムに軽食(ピザ1ピース)と飲み物をレストランで頂けましたが、今回はそのサービスは無くなっていました)

○ 朝食無料も特典として付きました。

× ターンダウンサービスはありませんでした。

○ Grab & Go 前回は無かったのですが、今回はプラチナ以上の会員ランクの宿泊には1名あたりドリンク2本とスナック1個をフロントデスクの隣にある「Grab & Goカウンター」にて頂くことが出来ました。

観光の拠点として

ホテル周辺は有名な観光名所、史跡はありませんが、シンガポールの地下鉄であるMRTのNovena駅から近く、赤色のNS線の沿線沿いには
多くのデパートが立ち並ぶシンガポール1の繁華街オーチャードのOrchard駅
マーライオン公園の最寄駅であるRaffles Place駅
シンガポール動物園やナイトサファリ行きのシャトルバスが出るKhatib駅
陸上交通でマレーシア ジョホールバルに行くための玄関口のWoodlands駅
があり、観光にも便利です。

周囲にはショッピングモールが複数軒立ち並んでおり、スーパー、ドラッグストア、飲食店も豊富です。
シンガポールの有名チェーン店も中心部の店舗よりかは空いており、気軽に利用しやすいのでおすすめです。

有名店で言えば、「328カトンラクサ」や「ウィーナムキーチキンライス」なども徒歩圏内にあります。

日本人の駐在員も多く住んでいるエリアになりますので、日本食レストランも数多くあるので、長期滞在で和食が恋しくなった場合も安心です。

アクセス

住所:99 Irrawaddy Rd, シンガポール 329568

シンガポール チャンギ空港からはタクシーやGrabで約20分。

MRT(地下鉄)だと最寄りのNovena駅まで約1時間。

シンガポールの地下鉄であるMRTのNovena駅からは徒歩3分と近いのですが、ホテルエントランスまでの行き方が少々ややこしいので、説明します。

【Novena駅からホテルまでの道順】

①Novena駅の改札を出たらB出口の方に向かいます。(行き先案内にホテル名有り)
②セブンイレブン横の階段もしくはエスカレーターで上階へ。Velocity@Novena Squareというショッピングモールの中に出ます。
③エスカレーターを降りたら(地上階)右後ろ方向に進み、左手にあるTOAST BOXというカフェとケンタッキーの間の通路を通ってモールの外に出ます。
④そのまま目の前にあるRoyal Squareという商業ビルに入りまっすぐ進みます。
⑤右手にあるオレンジシュースの生搾り自動販売機を越えたら、右手の自動扉(Royal Square Medical Centreの表示がある)の先のエレベーターホールを突っ切って、そのまままっすぐ建物の外に出ます。
⑥建物の外に出たら、右に進むとすぐ右手にホテルのエントランスがあります。

まとめ

シンガポールの繁華街から2駅ほど離れた場所に位置しており、中心地ほど騒がしすぎず、お店なども揃っており長期滞在に程よい立地かとおもいます。

マリオット系ホテルに宿泊したい方で、中心地のホテルは少し高すぎると感じる方にはこちらのホテルがMRT駅へのアクセスも良く、マリオット会員特典も程よく用意されており、満足できるかとおもいます。

まだまだ新しいと感じる客室で気持ちよく滞在が出来るため、シンガポール滞在の際には是非利用してみてはいかがでしょうか。

今回の宿泊は動画にしてYouTubeにも掲載していますので、参考にしていただけたらと思います。【近日公開予定】

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