2024年はマリオット系ホテルに35泊してきました。今年はシンガポールとマレーシアを中心に宿泊修行をしましたので、その2国でのナイトリー・アップグレード・アワード(NUA)申請の通過率についてご報告しますので、2025年の特典選択の参考にしていただけたらと思います。
日本国内ではなかなかNUAの申請が通らない昨今ですが、NUA申請が通りやすいと言われる海外、特に東南アジアだとどうだったのかというのをご報告いたします。
ナイトリー・アップグレード・アワード(NUA)とは
年間50泊以上をすると年間チョイス特典として、以下の項目から選択することが出来ます。
- 「ナイトリー・アップグレード・アワード」(5名)をお選びいただくと、次回のご旅行で一部のプレミアムルームまたはスタンダードスイートへのアップグレードと交換できます。
- お気に入りのマットレスをお選びいただくと、Marriott Bonvoyの小売ブランドからベッドを1,000米ドルお得にご購入いただけます。®
- Marriott Bonvoyシルバーエリートステータスをご家族やご友人にプレゼント。
- Arne M. Sorenson Hospitality Fund(アルネ・M・ソレンソン・ホスピタリティ基金)を支援するために、ホスピタリティ業界の次世代の多様なリーダーを支援するために100米ドルを寄付してください。
- 国連児童基金(UNICEF)を支援し、世界中の子どもの援助のために100米ドルを寄付します。
- 世界自然保護基金(WWF)の世界的な保護活動に100米ドルを寄付することで、世界自然保護基金(WWF)を支援してください。
- エリートナイトクレジット(5)を追加すると、2024年のエリートステータスの向上と充実した特典に近づくことができます。
この中のナイトリー・アップグレード・アワードを選択すると、マリオット系ホテルに宿泊する際にスイートルームがお手頃な価格で利用することが出来るという夢の様な特典です。
予約確定後、ホテル現地時間でご到着前日の午後2時までいつでも申請ができ、もし、申請が通らなくても別の予約に振り替えることも可能なので、予約したらどんどん申請してしまった方が良いものとなります。
2025年分の特典の選択は2025年2月1日までに選択する必要があります。(選択しなかった場合は5泊分のナイトリー・アップグレード・アワードが選択されます)
申請したホテル
2024年は35泊した中の10泊に対してNUA申請をしました。宿泊日の条件と共にご紹介します。
【結果◎】W シンガポール-セントーサコーヴ
4月の日曜日に1泊しました。予約としてはボトムの部屋で予約しています。
NUA初申請・初承認でウキウキで宿泊できました。年間チョイス特典の恩恵を感じた1泊でした。
【結果◎】セントレジス シンガポール
9月の土曜日に1泊しました。予約としてはボトムの部屋で予約しています。
NUA承認でこちらもウキウキで宿泊できました。2連続承認ということもあり、この後に宿泊したホテルで申請するかどうかを厳選してしまった(魅力的ではないスイートルームのホテルは申請せずに見送ってしまった)ことで、結果的にNUAを余らせてしまうことになりました。
【結果×】シンガポール・マリオット・タンプラザ・ホテル(1回目)
10月の土曜日に1泊予約しました。予約としてはボトムの部屋で予約しています。
NUAが棄却されたため、予約はキャンセルし11月に日程を変えて予約しなおしました。
【結果×】シンガポール・マリオット・タンプラザ・ホテル(2回目)
11月の土曜日に1泊しました。予約としてはボトムの部屋で予約しています。
残念ながら今回もNUAが棄却されてしまいました。
予約画面では当日のチェックイン時でもスイートルームの空きは残っていたので、ホテルの方針としてボトムの予約からではアップグレードはしないと推測できます。
【結果×】ウェスティン・シンガポール
12月の土曜日に1泊しました。予約としてはボトムの部屋で予約しています。
NUAの申請は棄却されてしまいましたが、当日チェックインの際にスイートルームにアップグレードしていただけました。結果としてNUAを1泊分消費せずに、スイートルームに宿泊できたため嬉しかったです。
アップグレードには、1年以内のリピート宿泊という点も考慮頂いたのかもしれません。
【結果×】JWマリオット・ホテル・シンガポール・サウスビーチ
12月の土曜日に1泊しました。予約としてはボトムの部屋で予約しています。
残念ながらNUAが棄却されてしまいました。
こちらも1年以内のリピート宿泊でしたが、考慮頂けなかったようです。
【結果◎】ウェスティン・クアラルンプール
12月の土曜日に1泊しました。予約としてはボトムの部屋で予約しています。
今回はNUAを承認していただきスイートルームとなりました。しかし、チェックインしたところ当該客室の修繕の結果が良くないということで、NUA申請時は選択していなかったアパートメント側の客室に変更となりましたが、スイートルームには変わりまりません。
【結果×】シェラトン・インペリアル・クアラルンプールホテル
12月の日曜日に1泊しました。予約としてはボトムの部屋で予約しています。
残念ながらNUAが棄却されてしまいました。
【結果×】ルメリディアン・クアラルンプール
12月の月曜日に1泊しました。予約としてはボトムの部屋で予約しています。
残念ながらNUAが棄却されてしまいました。
【結果×】ルメリディアン・プトラジャヤ
12月の祝前日・火曜日に1泊しました。予約としてはボトムの部屋で予約しています。
残念ながらNUAが棄却されてしまいました。
結果
2024年全体の結果としては10申請中3泊がNUA承認となりました。
シンガポールが6申請中2泊、マレーシアが3申請中1泊となり、シンガポールもマレーシアもあまり確率は変わらない印象でした。
ほとんどがボトムグレードの部屋、土曜日1泊での申請でしたので、条件としては厳しい条件での申請ばかりでしたが、3割の通過率でした。
いかがでしょうか、読者の皆様との通過率に差はあったでしょうか。
東南アジア旅行に合わせてのNUA申請を行う際は、だいたい3割くらいの確率で承認されると思っていただけたらと思います。
どの程度NUAが承認されるかわからず、申請するホテルを厳選してしまった(魅力的ではないスイートルームのホテルは申請せずに見送ってしまった)ことで、結果的に余らせてしまうことになりました。もったいないことをしました。