マレーシアの首都クアラルンプールにあるリッツカールトン クアラルンプール(The Ritz-Carlton, Kuala Lumpur)に宿泊しました。世界のリッツカールトンブランドでありながら、1泊(1室)約2万円程度~と非常にリーズナブルに宿泊でき、クラブラウンジもあるホテルで期待して行ってきました。

リッツカールトンの名前に期待して宿泊しましたが、サービス内容は価格相応といった感じのホテルでした。
正直、がっかりしたとしか言いようがない満足度の低い宿泊となってしまいました。
辛口の正直レビューとなりますので、ご了承いただける方のみ読み進めていただけたらと思います。

客室
今回宿泊した客室は「Club Executive Deluxe, Club level, Larger Guest room, 1 King」でした。予約通りの部屋で、アップグレードはありませんでした。(宿泊時の会員ランクはチタン会員です)
客室に入った瞬間に感じる良い匂い。
入って、右手にウォークインクローゼット、左手にバスルーム、奥がベッドルームという配置です。

ベッドはのマットレスは普通〜硬め。
枕は硬さ違いで2種類。
掛け布団のシーツが、裏表逆に付けられてました。
枕カバーも使い古されて端っこがほつれていたりと、使用する分には問題ありませんが気分は良くありませんでした。



デスクは広々とした十分なサイズ。前面の壁面にコンセントが3口あるので、電源環境も充分。
無料Wi-Fiは速度は2Mbpsと低速すぎて、ブラウザを開くだけでも時間がかかり、ストレスでした。YouTubeの動画も途中で止まります。
なので、ワーケーション利用は厳しい印象です。

ミニバーはHAUSBRANDTのエスプレッソのカプセルが3種、紅茶がマレーシアブランドのBOH、緑茶はDilmahでした。
水のボトル(ガラス瓶)が4本。
ミニバーのメニュー(ソフトドリンク、水、ビール)だけ置かれており、冷蔵庫の中身は空でした。

クローゼットはウォークインクローゼットとなっていますが扉はありません。来客があった場合は丸見えです。
荷物置きの棚、ドレッサー、ハンガー、バスローブ、アイロン、アイロン台、金庫、スリッパ、洋服ブラシ、ソーイングセット、ランドリーバッグ、ドライヤーがありました。

バスルームはシャワーブースとトイレがガラス扉で仕切られており、バスタブと洗面台がありました。
トイレのウォシュレットは東南アジアでよく見かけるハンドシャワー式。難易度が高くて私には使いこなせません。
なぜか、トイレの個室内に体重計が置いてあり、トイレットペーパーホルダーも2つあるにもかかわらず1つしかトイレットペーパーが付いていませんでした。(後の清掃時に補充されたので、補充忘れですね)
アメニティは歯ブラシ、マウスウォッシュ、シェーバー、シャワーキャップ、爪やすり、くし、バニティキット、ボディローション、石けん。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープはPHILOSYKOSのものでした。
バスタブ横にはバスソルト。
ドライヤーはPhilip製。風量は十分です。
バスローブは厚手のタオル生地。



客室からの眺望は良くありません。内向きの部屋にアサインされたので、建物が間近に迫っており、特に見るものはありません。こればっかりは運なのでしょうがないですね。
日中でも日差しが入ってこないので、部屋の中が暗い印象を受けます。

フロント
エントランスで車を降りるとすぐにポーターさんがスーツケースを預かってくださり、予約情報を確認した後はクラブラウンジがある別館でチェックイン。
別館Club Wingのチェックイン手続きができるカウンター(Club Lounge reception desk)は1ヶ所しかないので、他の宿泊客と要件があるタイミングが重なると順番待ちとなります。
部屋の用意ができたら、メールで知らせると言われたので、ラウンジにて、軽い昼食をいただきながら待ちました。
チェックイン:15:00~
チェックアウト:~12:00
朝食 The Cobalt Room
朝食会場となるThe Cobalt Roomは本館の2階にあります。クラブラウンジよりもこちらの方がメニューが豊富。
レストラン内は非常に騒がしいので、ゆっくり静かに利用したい場合はラウンジ側で食事するか、早めの時間帯に利用した方が良さそう。
7:30には利用者も増えて賑やかになります。ガチャガチャと音を立てながら食器を片付け・セットするスタッフ、騒がしいお子様連れのご家族が複数いらっしゃるのでどうしても賑やかになります。
メニューは洋食、インドカレー、ナシレマ、饅頭があります。ヌードルと卵料理は作りたてをフルーツジュースは生搾りをいただけます。
ドレスコードはスマートカジュアルとはなっていますが、室内スリッパやパジャマ姿で利用する宿泊者も見受けられます。
営業時間
6:30~10:30



レストラン Li Yen 麗苑
ミシュランガイドの星が付いたことがある(現在は星無し)の高級中華(広東料理)レストランLi Yenのランチを利用してみました。
アラカルトでも注文できますが、今回は点心のコース(150リンギット/人)をオーダー。
どれも上品な味で、揚げ物はパリパリ、蒸し物はぷりぷりと食感も豊かで、とても美味しかったです。
最後の一口を口に入れた瞬間にすかさず次の料理が出てくるという、料理と料理の間に待ち時間が無く、コース料理のはずなのに入店から約30分後には食べ終わるというファストフード並みの短時間で食事が終わりました。
飲み物として中国茶(プーアール茶)を頼みましたが、急須で提供され、湯呑みのお茶が減ってくるとすかさず注いでくださり、急須の中が減ってくるとお湯を追加してくれたりといたせり尽せり。
前日の夜にweb予約しようとしたら満席表示だったので、ダメ元でマリオットアプリのチャットから予約依頼をしてみたところ予約取れました。実際の店内もまだ空きテーブルが複数あったので、直前予約の場合はwebの表示で諦めず、直接問い合わせてみた方がよさそうです。
営業時間
12:00~15:00
18:30~22:00

インルームダイニング
客室のTV上でインルームダイニングのメニューが確認できます。
洋食、インド料理、洋食が頼めます。メインがMYR80~、サラダMYR55~、デザートMYR50~といった価格帯です。マレーシアはイスラム教の国ですが、アルコールもメニューにありました。
営業時間
朝食メニュー 6:30~11:30
日中メニュー 11:30~22:30
深夜メニュー 22:30~6:30
プール
そこまで広くも無いですし、周囲は塀とビルに囲まれて眺望を楽しむものでもないのですが、どの時間帯でも多くの人が利用していました。(なので、写真は利用時間外の夜間撮影しました)
プールと隣接してジムやキッズクラブがあるため、小さなお子様連れの方々の利用が多かった印象。
タオルや水はカウンターに常備してあります。
営業時間
7:00~19:00

ジム
日中はどの時間帯にのぞいても誰かしら利用していた印象。
器具毎に個包装されたタオルが置かれており、清潔感があります。
窓はありますが、眺望がいいわけでは無いので、黙々とトレーニングに集中できる環境でした。
営業時間
24時間

スパ
20%オフで利用できます
ジャグジーやサウナもあるようなので、気になる方は利用してみてはいかがでしょうか。
営業時間
12:00~21:00
クラブラウンジ
クラブラウンジアクセス付きの部屋、もしくはマリオットボンヴォイ会員のプラチナ会員以上の方のみが利用できるクラブラウンジにも来てみました。12歳以上と年齢制限があるので、比較的静かに
朝食 6:30〜11:00
メニューは限定されるが、静かで席も埋まりすぎることもなく、落ち着いて過ごせました
軽いランチ 12:00〜14:00
アラカルト形式で、スープ、サラダ、サンドイッチ、チーズ盛合せ、フルーツ盛合せから欲しいものを頼みました。しかし、オーダーの抜け、遅れ、提供順番の不備(カトラリーや飲み物が無い状態で一皿ずつ料理が届けられる)があり、満足度は低いです。
アフタヌーンティー 15:00〜17:00
3段プレートのアフタヌーンティーをいただけますが、内容はキッシュ、サンドイッチ、スコーンと、甘いものはない。スコーンは冷めています。クロテッドクリームはありません。
写真映えを狙うのであれば、本館の方にあるThe Lobby Loungeの有料のアフタヌーンティーを利用しましょう。(こちらは甘いスイーツが含まれていますし、インスタグラム等で見かける映えるアフタヌーンティーです)
カクテル 17:30〜19:30
夕食前のオードブル 17:30〜19:30
ほんの夕食前のおつまみ程度のラインナップなので、食事の代わりにできるほどではありません。
席についても飲み物のオーダーを聞きに来ず。(他のテーブルの対応で手いっぱいの様子(満席ではない))
ホテル外の夕食を予定していたので、少しおつまみを頂きましたが、食べ終わった皿を下げる際に飲み物が無いことにも気づいてもらえないお粗末な対応でした。
デザートとコーディアル 20:00〜22:00
一口サイズのケーキとお酒が乗ったワゴンが席の隣まで来てくれます
営業時間
朝食 6:30~11:00
ランチ 12:00~14:00
アフタヌーンティー 15:00~17:00
カクテル 17:30~19:30
Evening Hours D'oeuvres 17:30~19:30
Desserts and Cordials 20:00~22:00

チタン会員特典
× ルームアップグレード アップグレードはされませんでした。
○ ウェルカムギフト 17:30頃に部屋をノックされ、ウェルカムギフトが届けられました。内容はチョコレートのプレートとメッセージカード。ちなみに、メッセージカードは上下逆向きに渡されました。(普通文字の向き考えて渡すものと思うのですが)

○ アーリーチェックイン、レイトチェックアウト アーリーチェックインはチェックイン手続きは早めにできたものの、客室の準備が出来ておらず入室できたのは14:30過ぎでした。レイトチェックアウトは可能でしたが、スタッフ間で共有されていないのか12:00過ぎにチェックアウトの催促の電話がかかってきました。(前日にレイトチェックアウトを依頼して許可されたことを伝えて事なきを得ましたが、スタッフ間の情報共有が甘いのではないでしょうか)
○ クラブラウンジは利用できました。
○ 朝食無料も付きました。
○ ターンダウンサービス 18:30頃にターンダウンサービスのスタッフが来ました。タオル交換やカーテンの閉めなどの一般的な内容に加えて、テーブルの上にお菓子(カステラ)が置かれていました。
○ その他 24時間バトラーサービス、アイロンサービス(1日3枚まで)、スパ20%オフ、The Lobby Loungeの20%オフ(有料のアフタヌーンティーの場所)
観光の拠点として
クアラルンプールの繁華街ブキッビンタンの徒歩圏内であり、高級ブランド店も入店しているパビリオンというショッピングモールへも近く、買い物や食事には不便しない立地です。
ただ、繁華街なだけあって周辺道路は常に渋滞しているような立地ですので、タクシーやGrabを利用する際には時間に余裕を持つことをおすすめします。
建物間の連絡通路などをうまく利用すれば、ホテルからパビリオンの正面まで建物内で移動が出来ます。
ホテル公式のHP上にペトロナスツインタワーが徒歩圏内となっていますが、片道30分近くはかかりますので、徒歩で行かれる際は覚悟してください。(ほとんどの区間を歩道橋上で行けますので、所要時間の割には快適に行けます)
アクセス
住所:168, Jln Imbi, Pudu, 55100 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, マレーシア
空港からはタクシーやGrabで約50分。
まとめ
建物の内装デザインや調度品は高級感があり、さすがリッツカールトンといった印象。
客室も、清潔に整えられており、広々と気持ちよく過ごせました。しかし、掛け布団のシーツが表裏逆に取り付けられていたり(翌日の清掃でも修正されず)、トイレットペーパーが2つホルダーがあるのに1つしか付けられていなかったり(後の清掃で補充されました)と、サービスのクオリティに疑問が残りました。
内向きの客室で眺望は残念でしたが、ここは運かなと思いますが、チタン会員にもかかわらず、アップグレードが無い場合はせめて眺望だけでも良い部屋にしておきましたという対応があっても良いのかなとも期待していただけにがっかり。(もちろん有償宿泊です)
クラブラウンジも期待したほどではありませんでした。退席した後の食器は長い時間片付けられずに放置され、オーダーしたものは忘れられて届かなかったりと、スタッフの手が回っていない印象。(満席でもないのに、なぜなのか)
スタッフの方から〇〇いかがですか?と提案いただいたものであっても、オーダーを忘れられるというお粗末な対応。
ラウンジ内を手のひらサイズの羽を持つ蛾が飛んでいたり、欠けた食器で料理を提供されたりもしました。
世界のリッツ・カールトンの中でもリーズナブルに宿泊できるクアラルンプールですが、サービスの質や内容は値段相応といった感じでした。隣接するJWマリオットやウェスティンと大差無い、もしくは低レベルなので、あえてリッツカールトンを選ぶ必要はないかと思います。正直、お勧めできないですし、リピートは無いです。
今回の宿泊は動画にしてYouTubeにも掲載していますので、参考にしていただけたらと思います。【近日公開予定】

